東武8000系 セイジクリーム色 東上線特急「みつみね」をモチーフにしたオリジナルアクリル絵画作品です。

キャンバスにアクリル絵具で下地を塗り、車両部分は更にキャンバスに描いた車両を貼り付けています。
ヘッドライトの黄色はブラックライトに反応して光ります。


タイトル：東武8000系 セイジクリーム色 東上線特急「みつみね」
素材：キャンバスにアクリル絵具
作品サイズ：27.3 x 22.0 cm (F3号)
額装サイズ：39.3 x 34.0 x 5.0 cm
年度：2020年



かつて東武東上線にヘッドマークをつけた秩父鉄道直通特急が走っていたのをご存知でしょうか。

今からかれこれ30年ほど前に運転は終了してしまっていますので、だいぶ古い話なのですが
子供の頃に池袋から寄居を超えて秩父線を走る、そしてヘッドマークがついてる、更に8000系セイジクリーム！という特別なものでした。

セイジクリームに関しては当時は当たり前だったから、そこは今思えばなんですが、ただこの単調な1色塗りの車両に、デザインもJRのものよりはるかに簡易的なデザインのものだけど、ヘッドマークがつくことで逆にすごくインパクトが出て素敵だったんです。

当時は特急みつみね、ながとろ、むさしの、などいくつかの特急列車が存在しました。
現在では秩父鉄道どころか終着駅の寄居駅まで直通運転が無くなってしまっていますが、2005年までは池袋から寄居駅までの直通列車がふつうに運用されていて、池袋駅で寄居という行先表示も見られたものです。

この作品はそんな懐かしい時代の東上線特急を再現したく製作しましたが、はじめはヘッドマークがあまりに小さく細かいので、文字を省略しようとしたのですがどうも納得いかず、やり直しをしたりして細かな作業に悪戦苦闘しながらこだわりの1品に仕上げました。